わくわく便り

手を添えて…

鶴ヶ谷幼稚園の年長組で茶道の時間に参加しました。講師の先生から茶道でのお箸の扱い方を教えていただき、実際にお菓子の黒糖饅頭を箸で取りました。少し緊張しながらも饅頭を取り終えると、安心した表情を浮かべ、「甘くておいしい」「ふわふわだね」と最後の一口まで味わっていました。活動後も給食の時間になると、「お箸の持ち方はこう!」と教わった持ち方を思い出して箸を扱う様子も見られました。

 

「おいしくなあれ!」

 鶴ヶ谷幼稚園の年長組で茶道の時間の参観を行ないました。「今日はおうちの人にお茶を点てるんだよね」と朝から楽しみにしていたこどもたちはいつも以上に期待を膨らませて参加しました。茶室では「達磨と童」のお軸を見ながら達磨禅師の話を聞いたり、本物のだるまを転がす様子を見て『七転び八起き』の話を聞いたりしました。その後ホールでお茶を点てました。おうちの方に「おいしくなあれ」と心を込めてお茶を点てている姿はとても真剣で、「どうぞ」とお茶を差し出したときには少しどきどきしているようでした。「美味しいです」という声をかけられ嬉しそうな安心したような表情を浮かべ、その後は飲み終えた後の作法をおうちの方に教えていました。みんなの笑顔が溢れる、心温まる時間を過ごしました。

竹のように、強く!

 鶴ヶ谷幼稚園の年長組で茶道の時間を行ないました。天の川のように並んだ金平糖を見て「お星さまみたい!」「織姫と彦星だね」と話をしながらいただいたり、お軸を見ながら「困難をはね返す竹のように、強くなりましょう」という話を聞いたりしました。竹でできた茶道具を見て、「竹馬も竹でできているね」「家にも竹のものはあるかな?」と考えを口にしながら、強くしなやかな竹に興味をもっていました。今回は、友達にお茶を運ぶ経験をしました。緊張した様子で茶碗を持って友達のところまで運び、「美味しいです」と感想を聞くと、ほっとしたような表情になっていました。
 次回は、担任がお点前を披露する予定です。

 

諦めないで挑戦しましょう!

 鶴ヶ谷幼稚園の年長組で茶道の時間を行ないました。今月のお軸は『鯉の滝のぼり』でした。三段の滝を諦めずに上りきった鯉が龍になったという話を聞いたこどもたちからは「諦めないってすごいね」「私は何に挑戦しようかな?」という声が聞かれました。お菓子をいただくときには「お先に」のあいさつ、「どうぞ」のお返事があることを教えていただいたり、お茶をいただき、茶碗をさげてもらうときに「ごちそうさまでした」と答えると嬉しい気持ちになるという話を聞いたりして、茶道から知る思いやりの心について気づいたようです。今後も茶道を通してこどもたちが様々なことを感じていけるような時間にしていきます。

 

先生の先生、そのまた先生は?

 鶴ヶ谷幼稚園の年長組で最後の茶道の時間を行ないました。1年間で学んだお軸や道具などについてみんなで振り返り、最後の茶道の時間に期待を高めていました。お軸の話では茶道の先生である利休様について知り、担任の献茶のお点前を真剣な表情で見ていました。また、自分たちでお茶を点てた時には、泡が立ったことに喜びを感じていました。最後には茶道具や茶室、先生や友達に感謝の気持ちを伝え、温かい雰囲気に包まれました。今後も茶道の時間で感じた思いやりの気持ちや感謝の気持ちを忘れずに過ごしていきます。

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